2019年01月20日

4代目メイン機(自作7号機)・完成



思えばPC関係で記事を書くのも久々な気もするんですが、長々と悩みながらも
ようやく色々なメドが立ったので新しいPCを組み立てました。

実はまだ必要なアプリが全然インストールできてないんですが
数日がかりになりそうなので、ここらで記事にしたいと思います。


2019/1/30追記:
 リンク思いっ切り間違ってたの修正と、2代目自作機の記事が見つかったのでリンク追加。

2022/7/23追記:
 パーツ構成を色々過去の資料から漁って、分かった物だけ追記。
 タイトルも変更。



構成
は、こんな感じです。


ケース : ThermalTake View 310
最近はサイドパネルが強化ガラスで、PCの中身が見えるようなケースが流行りみたいなので
珍しくわたしも、流行に乗っかることにしました。

電源 : Corsair RM750x -2018-750W[80PLUS GOLD] PS794 CP-9020179-JP
昔から電源は金を掛けろ、と自作歴が長い人は言いますが
ぶっちゃけた話、構成にあった電力供給ができて80PLUS金以上ならどれを使っても
大差無い気がします。
なのに750Wを使ってるのは、高TDPのパーツへ換装する将来を見越しての事なのか、
それとも、計算を放棄した結果なのか。

CPU : AMD(R) Ryzen 7 2700XAMD(R) Ryzen 7 5700X
この時期なので、2600Xとずっと迷ってました。
なにせ、5月には「ZEN2」と呼ばれる第3世代のRyzenが出ると言う話で
とりあえず2600Xで繋いで……なんて考えでやろうかなとか思ってたんですが
発表通りのスペックなのか、とか
その通りだとしたら値段が跳ね上がるんじゃないのか、とか
そもそも5月に出たところですぐに買えるような予算が組めるのか、とか
懸念事項があまりに多すぎたので、しばらく戦えるように2700Xとしました。

※ 2022/6/28:換装。詳しくはこちら。
5800Xは熱がすごいとの事で5700Xが出るまで待っていて、その間に2700Xに限界を感じてきたのと
これ以上待っても大した値下がりしないどころか値上げすらあり得る……と思ったので
まとまった軍資金が手に入ったタイミングで、GPUと一緒に換装に踏み切りました。

メモリ : CT2K16G4DFD8266(Crucial (2 x 16GB) DDR4-2666 UDIMM)
今回、一部のパーツを現地調達しようと考えたは良いものの
びっくりするくらいの体調の悪さで、一刻も早く家に帰りたいと思いながら選んだメモリ。
ネイティブで2666MHz動作する、32GB(合計)、互換性が良い、と言う条件に合致したは良いが
メモリタイミングが遅いだけだった、と言うオチ。
メモリが遅いと思ったらOC、または64GB必要になったら換装予定。

マザーボード : MSI X470 GAMING PLUS
実はGAMING PROの方が欲しかったんですが、Amazonも店頭も売り切れで買えず。
とは言っても、マシンスペックをガッツリと必要とするゲームをそれほどプレイしてもいないし
現状ではOCは考えていないので、これでも宝の持ち腐れかも。
長年、Gigabyteマザーを使ってたんですが鞍替え。

SSD(1) : CT240BX200SSD1(240GB) ※ 流用
元々、3代目(先代)でゲーム用として使っていたSSDをOS用へ変更。
さすがに64GBじゃ色々とつらい。
(と言っても、7時代よりは容量管理は楽だけど)

SSD(2) : CT1000MX500SSD1(1TB)
ゲーム用に新規導入したSSD。
思えばSSDもCrucialしか買ってないけど……。
ゲームに使うSSDが容量少なくて、不要なゲームをアンインストールしてたので
思い切って1TB。

HDD : Western Digital WD40EZRZ-RT2 [4TB SATA600 5400]
元々使っていたHGSTの2TBがもう7年以上も働いている功労者なので
壊れる前に新調することに決定。
店頭で安かったので(価格.com最安値 -¥600くらい)これにしたけど、HGSTの静音性にはまだ敵わない。
でも最近のHDDって5400rpmなのに速度は結構速い。

GPU :(前PCから流用)Sapphire Radeon RX 470 4G GDDR5 OC
  → Sapphire NITRO+ Radeon RX 590 8GB OC
  → Sapphire NITRO+ Radeon RX 6600XT 8GB OC


実はRX470を買った時の記事、思いっ切り大嘘ぶっこいてました(Sandy BridgeはPCIe3.0非対応)。
4代目に載せ替えてからはちゃんと、負荷をかけると3.0 x16接続になることを確認。
ちょっと動きが良くなったかも?

(2019/8/2:RX470→RX590に換装:記事はこちら。)
と思ったけど、GTAVなんかは結構辛かったのと、ちょうどこの時期にRX590がすごく安かったのと
電源が750Wだし余裕でしょ、と思い当時21000円くらいで買った覚えがあります。
結果、ベンチ的には1割程度の向上はした物のFluid Motionなんてあんまり使わないんだから
無理して換装するくらいなら2060Tiでも買っておいた方が良かったんじゃないかと
今にしてみれば思います。

(2022/6/28:RX590→RX6600XTに換装:記事はこちら。)
GPUの値動きも結局、いつまでも待っているばかりだと買い時を逃してしまうのと
RX590を低電圧化して酷使していたせいなのか、低負荷時にブルースクリーンを出してしまうようになったので潔く換装を決意。
換装して1ヶ月近く経過した追記時点(2022/7/23)で、ほぼ常時稼働状態でブルースクリーンは
二度と発生する事はありませんでした。

サウンド : Sound Blaster Z
さすがに、10年近く前にもなるX-Fi Xtreme GamerはPCI接続なので、一新しました。
これはそもそも、通話中にBGMを流したいと言う思いから、わたしの中では
『サウンドカードは必須』と思っていたからなんですが、別に今はそこまで気にすることもないかな、と。
SVM(Smart Volume Manager)も、蟹でラウドネスイコライゼーションって名前で一応は存在しますし。
真っ赤なヒートシンクに惹かれて買っちゃいました。

光学ドライブ :  なし
冷静に考えると不要だった。

これまでの自作歴?
は、こんな感じです。
過去の日記だとか記憶だとかを頑張って引っ張り出してるので、PC構成がアバウトだったり
日付に間違いがあったりするかも知れません。
※ メーカーPCを過去に2台使っていたので、実際には初代が3代目のメイン機です。
  それ以降、+2代が本来の代となります。

初代メイン機/自作1号機(2006/7/7)
1号機スペック
記念すべき初代自作機。
確か初めて会社からもらったボーナスを使って組んだ記憶があります。
当初はWindows2000で動かしてましたが、どうにも不安定だったので
後ほど、OEM版XPに換装。
安物のマザーボードを使ったせいか、それとも半端な知識でOCを試したせいか
終始、不安定な動作でした。


自作2号機(2007/2/27)
2号機スペック

友人に組んだPC。
発送時に、緩衝材が甘かったためにGPUのヒートシンクが若干歪んでしまうと言う
PC自作の外でのミスがありました。


2代目メイン機/自作3号機(2008/4/26頃)
jisaku3
前2台の反省を活かし、慎重にパーツを選び、掛ける所にお金を掛けた2代目メインPC。
……のはずなのに、進化が目まぐるしかったのか、完成してから
色々と構成もOSも変わった、最終的にはあまり原形を留めていなかった自作機。

完成当初の記事はこちら。


自作4号機(2010/8/3)
jisaku4
兄者に組んだPC。
低予算&microATXで組む、と言う2つの課題に立ち向かったPCだけど
詳しい構成を忘れちゃったので、詳細不明だらけ……。
結局、Windows10 1903をどうしても(わたしが代行しても)インストールできなくて
廃却されたようです。


3代目メイン機/自作5号機(2011/7/10)
jisaku5

当時の記事は こちら
Core i7-2600Kが速い、安い、長持ちで7年半近く4.2GHz運用でもピンピン動いてましたが
時代の流れに負けて、あえなくお役御免になりました。


自作6号機(2014/1/13)
jisaku6

弟者に依頼されて組んだPC。
兄者に組んだPCもそうだけど、不要との事でグラフィックボードは載せてません。


4代目メイン機/自作7号機(2019/1/20)
jisaku7

現時点でのメイン機です。
GPUを2回、同代機で換装したのは実は今回が初めてです。
2022年6月にCPUとGPUを換装して、現代でもそれなりに戦えるPCへ進化しました。
※ OSの記載間違えました。
  正しくは「Windows 10 Professinal(x64) ver.1809~21H2」です。



組み立て
最後に組んだのが5年前じゃ、ほぼ何もかも忘れてます。

でも、色々とやりやすくなっていてやっぱり時代は進歩してるんだなーとは思うんですが
色々とカルチャーショックは今でも存在しているわけでして。

マザーボードにバックプレートがある
たしか、Athlon64を組んでた時はバックプレートはオプションで
着けても着けなくてもOK、だったような気がしますが
マザーボードにもよるのかも知れません。

相変わらずCPUクーラーの取り付けに難儀
するんですが、レバーの位置が間違ってたと言うオチでした。


ドライバー
が、家に無い事に気付いて(それまでは現地にあったり前職場の物を使ってた)
仕方ないので近所のコンビニで買って来たのは良いんですが、マグネットじゃなくて
ネジが非常に取り付けにくい。
なので、ちゃんとマグネット付きのドライバーを用意しましょ。
ただ小さすぎるとネジ山をなめてしまうので、ちょっとだけ大きいのがあれば十分です。


裏配線のしやすさ
今回のケース、明らかに裏配線してくださいと言わんばかりの穴が数カ所あったので
その配慮に甘えて、普段自分のPCではまずしないであろう裏配線をしてみました。



部屋の掃除
はちゃんとしましょ。
じゃないと取り回しに苦労したり、旧PCの置き場所に困ったり
熱出てるのに大掃除して身体がボロボロになります。



セットアップ
も、当時と色々違うのでやっぱり難儀。

OSのインストール
は、インストール用のメディア(Windows10 ver1809 x64)を作成しておいてそれからインストール。
インストールまでの流れがすごくグラフィカルになってるし、Cortanaは馴れ馴れしいし
ver1607あたりのインストール画面からもだいぶ見た目が華やかになっています。

……だからと言って、それが良いってわけでもありませんが。
所詮、OSと言う物はユーザー(わたし)が掌握できてナンボの物なので
OSにユーザーが惑わされるのではなく、ユーザーがPCを動かすのにOSを使う、と言うスタンスは
決して変えるべきではないと思っています。


Windowsの認証(デジタルライセンス)
あらかじめ、旧PCからプロダクトキーを確認しておいて
新しいPCに入力してみた……のは良いんですが、インストールしてから
Microsoftアカウントへのデジタルライセンス移行ができない。

トラブルシューティングツールを使って、PCの構成を大幅に変更した事を申告すれば
再認証が可能である、と言う情報の元でやってみても、やっぱり再認証ができない。
これは前みたいに電話認証か……と思ったものの、対応時の時刻はAM0時。
9時間も待たなければならないのかと考えていましたが、ふと思い立って
大掃除の最中に見つけたWindows7のパッケージを見直す。

すると、控えていたプロダクトキーと、パッケージに書かれていたプロダクトキーが違っていた事が発覚。
どうやら7→10のアップグレードでは、プロダクトキーの確認ツールで正しいキーが見えない模様。
そう言う事か、と納得しながらパッケージのプロダクトキーを入れてみたらすんなり認証完了。

DSP版とかその辺だと、もうちょっと色々苦労が必要みたいです。



各種データの移行
は、explorerでやるともれなく不安定になったり妙なエラーが出る事が多々あるので
FastCopyなどを使ってやるのが賢明です。



各種アプリのインストール
は、これから。
ホントにあと3日くらい休みが欲しい。



ホントなら
写真とかも載せたかったんですが、部屋の汚さがどうやってもバレてしまうので
あえなくお蔵入りになりました。
申し訳ありません。



動作状況
旧PCで色々ベンチマークするの忘れてたので、あくまで参考値です。
あと、グラフィックボードを流用してるので本質的にはグラフィック性能に関しては
誤差レベルの違いしか無いと思いますが……。
ひとまず、Cities:Skylinesではかなり顕著な差が出ました。

MODのSimulation Speed Benchmarkを使ってテスト。
これは、1フレームあたりのシミュレーションに掛かった時間(msec)を表示するMODですが
60FPS環境だと、16.7が等速で不具合の出ない目安です。
倍速は8.4未満、3倍速は5.2辺りが目安です。

これを、ほぼ同じ設定(TMPE:とても低い、1600x900、やや低画質設定)で
ニューぷりシティ2(人口52万人くらい)を動かすとどうなるか。

i7-2600K@4.2GHzだと、17~23くらいとあまり安定しませんが
現PCだと、これが最初は15.8程度ですが1分くらい経つと13.4近くまで速くなります。
つまり、旧PCだと60%~90%が限度だった速度でも、現PCなら150%近くまでは
頑張れば可能である、と言う事とCPUをそれほど多く消費していないのと
温度面でも段違いに優秀(72~80℃の2600K、最高58℃の2700X)でした。

Rabi-Ribiは60FPSを以前からキープしてたので大きな違いはありません。
ほかのゲームは、まだセットアップが終わってないので試せてませんが
Cities:Skylinesのような、CPUでボトルネックになっていたゲームは
大きく改善されるんじゃないかと予測しています。




Posted by ぷり娘 at 2019/1/20(日) 19:39 │PC関係 | 日記コメント(0) 

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