2021年08月07日

モニターの新調



を、しました。
(2ヶ月ぶりくらいのblog更新がこれか、と言うツッコミはさて置いて)

今回はそんな、新しくPC環境に加わったモニターのお話をしていこうと思います。





以前使っていたモニター
は、三菱のRDT234WX-Sでした。

IPSパネル&光沢液晶&GTG3.5ms(ただしODレベル2の時。1は5ms)&表示遅延1フレーム未満、と言う
発売当時(確か2013年くらいだったような)はゲーミングモニターと言っても
過言では無いスペックのモニターだったと記憶しています。

実はいつ買ったのか、正確な時期が不明だったりするのですが
そろそろ、買い換え時かな……と思ったんです。

それは何故かと言うと、いくつか理由があるのですが……。



買い換えを決意した理由

そろそろ寿命が心配
だったんです。
LEDバックライトなので、寿命は結構長いはずなんですが
流石に8年以上使ってるので、それでも不安を感じるには十分な期間が経ったかと思います。


ゲーミングモニターの存在
が気になっていました。
60Hzモニターと、それ以上のリフレッシュレートが出るモニター……そこに、どんな違いがあるのか。
いくら説明を見たり聞いたりしても、それは結局体感でしか分からないし
人によっては気付かないと言う事も十分にあり得る、と言う事もあり
また、そう言ったモニターは気軽に手を出せる物でもないので

「もし体感で差を感じられなかったらどうしよう……」

と思うと、少しばかり迷う事になるのでした。


目が
そろそろきつくなって来ました。
モニターからは1mくらい離れて使っていますが、普段はわりと大丈夫なのに
少し目が疲れてくると、小さめの文字を見るのがつらくなって来ました。
私用で使うならまだしも、仕事で使う場合にそれが来ると結構厳しい物があります。
そうなると、もっと大きい物が欲しいな……と思うのですが設置スペースや
2台置いてある関係上、27インチの設置は厳しいのでどうにか23インチよりも少し大きめなのが欲しいな……と
思ったのでした。
そして、古いモニターなのでベゼルが太いのももったいないな……と。


FreeSync
に対応していないこと。
GPUには搭載されているのに、実際には使えない機能があるのって
なんか、もったいない気がするんです。
ちらつきやテアリングを抑えて目に優しいんだろうなーなんて感想を持っていましたが……。
とりあえず、これについては後述。


買い換えの条件
決意をした理由+αで、以下の通りの条件が必要と言う結論が出ました。

・予算は2台で、6桁に到達しない程度に
・120Hz以上のリフレッシュレート
・もちろんIPS
・応答速度がなるはや(最低でも5ms未満)
・23インチより大きく、27インチより小さい
・HDMIが2系統以上あること(1台目はPC&Switch、2台目はPC&会社PCで使うため)
・AMD FreeSyncに対応していること

そんなモニターあるのか、と思ったんですが……。


選んだモニター
候補は5~6つあったんですが、選んだのはこちら。




24.5インチ、HDMI×2(1.4bと言うアレはあるけど)、IPS、最大165Hz(HDMI接続時は144Hz)と
全ての条件を満たしながら、スタンドに高さ調整、ピボット(90度回転、縦向き設置)機能と
盛り盛りでありながら値段も手頃。
これしか無いと思い、さっそく2台買ったんですが……。

※ GPU(?)によってはHDMI接続時、120Hzが上限になる場合もあります



144Hzを体感
してみた結果、変化を感じる事ができたか……と言われたら
明らかに違いがある事を感じる事が出来ました。

試したのは、144Hz設定出来るゲームタイトルで。

天穂のサクナヒメ
今まで偶発的にしか出来なかったパリィ(受け流し)が、ある程度能動的に出来るようになりました。

ENDER LILIES
ゲームプレイに大きな差は出ませんでしたが、敵のモーションがフレーム補完された動画のように
滑らかになり、パリィが間に合わないと思ったタイミングでも間に合ったりする事が時々ありました。

DEEMO -REBORN-
LR2oraja(もとい、beatoraja)
譜面のスクロールだけでなく、流れてくるノートの残像感が消えて
今までのタイミングで押すと「FAST(判定中央より速いタイミング)」が出るようになりました。
また、ノートがはっきり見えるようになったか、今までよりも遅いタイミングで押してOKになったか
はたまた、モニターサイズが変わったせいなのか、どれが要因かは分かりませんが
今まで360が適正だった緑数字が、340でもまだもう少し速くできるかな? と感じるようになりました。

DMC5
は、今までと同じ画質設定でやったら144fpsは出せませんでした。
さすがにGPU側が限界だった模様で、レンダリング品質を落とせばなんとか動くようにはなった物の
ひどくグラフィック品質が下がる憂き目にあったので、60fps描画に戻しました。
144fps描画は、GPUなりPCなり更新してからのお楽しみで……。

Rabi-Ribi
は、60Hz超のモニターでも60fpsで描画する様対応しているだけで
144fpsには対応していません。
よって、プレイ感覚に違いはありません。
(画面の大きさが変わった事による差はありますが)

これに限らず、リフレッシュレートに関わらず60fpsが上限なゲームについては
60Hzモニターと違いはありません。
言ってしまえば、当たり前の事ですが。



FreeSync
については、正直なところ「思っていたのと違う」と言う感想だったんですが
原理をよく理解すれば、当然と言えば当然の事です。

要はゲームのfpsに応じてモニターのリフレッシュレートを動的に変更する事で
視覚的なテアリング(画像が一部ずれる)やスタッタリング(一瞬だけfpsが極端に低下する)を
減らしてフレームレートの安定化を図る……と言う触れ込みなんですが

・そもそもリフレッシュレート上限と同じfps張り付きなら意味が無い
・45Hzまで対応してる、けどその分マウスカーソルの動きなどもガタガタになる
・ゲームによっては正常に動作しなくなる

と言う問題があり、実際に使ってみたら「いらない」と言う結論がものの数分で出てしまいました。
それ以外の恩恵は大きかったとは言え、この機能に関しては正直、無くて良い機能でした。



24.5インチへの画面拡大
は、成功でした。
設置スペースはそれほど大きく変わらず(スタンドは機能が増えたので大きくなったけど)
画面の文字は以前より見やすくなりました。
これでまたしばらくは戦えそうです。



スタンドの機能追加
は、まだピボットを使っていませんが
高さ調整ができる、と言うのは非常に大きな意味を持ちます。
高さが調整できれば、主に向く事になる首の角度が変えられる、と言う意味になるので
首や肩への負担が軽減され……れば良いなと思います。



アンチグレア
に戻ったんですが、画面に自分が映り込まなくなったのは確かにメリットですが
照明の映り込みに関しては、正直少し悪化したような感じがします。

照明が直接当たらない位置に置くしかないんですが……。



コントロール
RDT234WX-Sは本体下部にコントロールがあり、リモコンも付属していたんですが
今回のVG259QRにはリモコンが付属していないのはもちろんの事、コントロールが
本体背面の右側に配置されています。

それによって、どんな弊害が発生するかと言うと……
2台横並びに設置すると、左側に設置したモニターが操作しにくくなります。
そして、入力切り替えボタンは存在しないので
頻繁に入力を切り換える(1日数度程度)用途での使用には向いていません。

色々と書きましたが、これだけがわりと致命的な失敗でした。
(外見上、見れば事前に分かっていたはずなんですが)



ひとまず
まだ初日なので評価は固まっていませんが、144Hzの描画が
体感できるレベルの違いである事が分かった事、そしてそれにより
ゲームが上手くなった(様な気がする程度。実際にはほとんど変わっていないと思われる)のは
大きな収穫でした。

そう言った技術が流行るのは、流行るなりに理由があるんだなーと
(FreeSync/G-Syncに関しては理解できませんでしたが)

とりあえず今後は、この子らにがんばってもらう事にします。




Posted by ぷり娘 at 2021/8/7(土) 04:20 │PC関係  │コメント(0) 

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