2021年09月12日

天穂のサクナヒメ




を、ようやくクリアしました。
(実はYoutubeで『初見プレイ』としてライブ配信していました)

これで攻略情報なり動画なりを解禁できるようになりましたが……

タイトル






どんなゲーム?
稲作のSLGパートと2DACTが連動した、ARPGです。

そのため、どっちかを頑張れば良い……と言うわけでもなく
SLGもACTも両方頑張るのが重要です。

ではなぜ、こんなに話題になったかと言うと……



稲作のド本格さ
が、話題になった主な要因です。
リアルの稲作知識がゲームにそのまま使えるレベルの作り込みで、
闇雲に手探りでやっても、あまり良い米ができずに難儀することになります。

そして『米は力』と言うこのゲームのテーマ通り、米のパラメータが
そのまま、主人公であるサクナヒメに反映されていくので
稲作が甘いとサクナヒメが強くならず、最悪の場合は
敵にダメージが通らない&敵の攻撃で一撃死、なんて事態になりかねない程に稲作が重要です。
(逆に言えば稲作をしっかりしていれば敵が撫でるだけで死んで敵から受けるダメージは1なんて事も)



ACTパートについて
の、基本操作をここに書くのもどうなのかなって気もしますが一応解説します。
デフォルトのコントローラ配置&Xboxコントローラです。

A:ジャンプ
X:片手武器での攻撃。出が早いが威力は低め。
  レバーとの組み合わせや段数で技が少し変わる。
Y:両手武器での攻撃。
  出が遅いが威力は高く、片手武器と同じでレバーとの組み合わせで技が少し変わる。
B:武技の使用、あらかじめセットして置いた武技を使う。
  セットできる武技は、B、↑+B、↓+B、←か→+Bの4つ。
  ※ メニューからいつでも変更可能。
RB:羽衣の使用。
  敵や地形に当てて、地形を移動したり敵の後ろに回り込んだり
  長押ししてレバー入力をする事で羽衣技を使用可能。
  ↑+RB、↓+RB、←+RB、→+RBに羽衣技を武技と同じく割り当てられる。
  ※ 大きな敵や固い敵は、体勢が崩れていないと羽衣技が入らない
LB:『油玉』を使用(使用には『油玉』を入手する必要がある)
  暗い場所や時間にある程度明るくする事が可能だが『油』を消費する。

(敵の攻撃が当たる直前に)レバー前 か RB:弾き
  敵の攻撃を弾き、ノーダメージにする。
  弾いた直後は敵の体勢を崩しやすくなる。



サクナのステータスと米のステータスの連動
それぞれ、以下のように対応しています。
端数は四捨五入。

サクナ:米: ステータスの計算式
  命:量 :100+(((量-150)*0.9)/9.85)
  技:なし:50(成長しない)
  力:味:味/10
 体力:硬:硬/10
 神気:香:香/10
 運気:美:美/10
 食力:粘:100+(粘/110)

ステータスは以下の意味を持っています。

・命
サクナのライフ、0になると敗北してそのマップに入った時の状態に巻き戻る。

・技
武技、羽衣技で消費する。
しばらく武技、羽衣技を使わないでいると最大値まで自動で回復する。

・力
武器での通常攻撃の威力に影響する。

・体力
術属性以外の攻撃によるダメージを軽減する。

・神気
一部、武技の威力および術属性の攻撃ダメージの軽減量に影響する。

・運気
必殺(クリティカル)、鉄壁(自動ガード)の発動率や、アイテムドロップ判定に使用される。

・食力
食事の効果を上げる。



ぷり娘式農書
農林水産省HPや、ゲーム内で確認できる農書を読み込んでわたし流に読みやすくした
稲作のコツ(みたいなもの)です。

チュートリアルを終えた段階でのお話なので、まずはそれを終えてから読みましょ。

田起こし
・冬から可能だけど冬からやる必要は特にない(春1日でも良い)
元肥(肥料)を先に入れること(田起こし直前くらいでOK)
・基本的には100%を目指して完璧にやる方がメリットは多い。
 ただし、田起こしを完璧にやらない事で雑草がやや生えにくくなるメリットは一応ある。
・自分でやるか、牛にやらせるかの差は特に無いけど牛の方が経過する時間が少なく
 起こし残しも発生しにくい。
 (ちなみにサクナが『完璧~』と言っても、実際には95%程度しか田起こし出来ていない)


種籾選別
選別後は種まきまで直行しちゃうので、なるべく春1日前後にやること。
遅過ぎると強制終了(勝手に選別されちゃう)されるので注意。

泥水選:
 最初から選べる。
 特にデメリットは無いものの、厳しく選り分けるなら大量に泥を入れる必要がある。
塩水選:
 泥水選よりも少ない量で品質を上げられ、一部の病気にもかかりにくくなる。
 ただし、40%辺りを超えて塩を入れると『塩害』が発生するので注意。
 (35%程度が限界?)


田植え
・朝に『根肥』を入れておく
・あらかじめ浅く(10~15%程度)水を張っておく
・香重視:疎植にする
・味&粘&硬重視:疎植~やや疎植にする
・量:密植を避けて多く植える
・稲は寒さに弱いので、17℃以上を心がける
・多雨が予想される場合は、日照り乞いを(雨が多いと『稲熱(いもち)病』発生の元)


1~3次分けつ期
・肥料は朝に撒く(稲は日中に肥を消費して成長する)
・葉肥、穂肥を適量(あげ過ぎは虫&雑草の元。50~80%程度で十分)
・水量は天気や気温で適宜調整。
 日照&高温時は多めにしたり掛け流しに。
・美優先:水量は深水で、合鴨を使う。
・美以外優先:水量は浅水。
・3次分けつ期&盛夏時に中干しをする
 (数時間程度で十分、進行は稲の詳細で確認可能。やり過ぎはダメ)
・中干し終了後は水量を浅水にする、ただし美を優先する場合は水を掛け流しに。


出穂期
・鴨はしまう(穂を食べてしまうので)
・葉肥は控えめに、穂肥を適量(50~80%程度)
・雨予報が多ければ日照り乞いを
・気温が高い場合は、水を掛け流しにするか水量を深水にして対応


出穂期(収穫)
・収穫前に田んぼの水はあらかじめ抜いておく
・乾いた日照時に収穫を行う。
 ただし、収穫可能になってから時間経過しすぎると
 『徒長』や『過剰生育』になるのでなるべく早く収穫する。
・稲架掛けは長すぎてもダメ(短いのはもちろんダメ)。
 必ずしも100%でなくても、90%前後でOK(サクナが『十分に~』と言い始める段階)。
・脱穀や精米は涼しい『夜』にやる(涼しくなければ「涼し乞い」を)
・分搗き米を作るメリットは特に無いので、玄米や白米にする。
 香、美優先&食事効果大:玄米
 それ以外優先&食事効果小:白米


と言う内容を守っていけば、良いお米を作りやすくなると思います。
また、わたしは配信時に初見プレイだったのでその事実には気付きませんでしたが……
米作りを重ねていく毎に、病気の耐性がどんどん出来上がって行くそうです。

また、米作りに失敗してもサクナのステータスは下がることはありません。
最悪の場合でも、ステータスの上昇が0になるだけです。
(自分で最初から最後まで世話をしていればそんな事態になる事はまず無いと思いますが)



稲作のNG(やってはいけない稲作)

わたし自身が引っ掛かった……と言うか、初見なら多くの人が引っ掛かるであろう
ダメ稲作の例を2つほど。

肥料のあげ過ぎ
根肥、葉肥、穂肥全てを最大にしてしまう事。
過剰な施肥は、害虫や雑草をのさばらせる原因となります。


塩は防虫、防草、防病+10と言うメリットがありますが『毒性-5』が付いています。
なので、毒性を消す(0以上にする)だけで色々防げる魔法の粉、のように見えますが……。

もちろんそれだけで無く『塩害』を起こす原因になってしまいます。
これは毒性とは別のパラメータ扱いになっているので、いくら毒性を消しても
『塩害』を避けることは出来ません。

塩害対策は、水を掛け流しにする事。
ただ、塩害が無くなるまでは結構時間が掛かるので急いでいる場合は
『剪枝の妙薬』を入れた肥料を撒きましょ。



クリア時点のデータ
そんな感じで、クリア時点ではこのようになりました。
なお、ACTと稲作の難易度は『普通』から一度も変更していません。

経過:14年目 春1日
プレイ時間:35:25
総合探索度:130

・サクナの強さ
 命:436
 力:400
体力:397
神気:287
運気:270
食力:124

・稲の状態:格34
量:3832
味:3998
硬:3968
粘:2565
美:2698
香:2871

クリアデータ


ラスボス戦にやたら苦戦してましたが、これは
夕餉(晩ごはん)を取らずに祭を開始してしまった事と、若干ながら
上記ではステータス不足である事が原因でした。


プレイした感想(よかったところ)
・農業(稲作)について
まず、稲作は噂(評判)通り本気で本格的だったこと。
お米作りの難しさと大事さを感じることができました。
このゲームが無ければ、わたしは米作りについて真面目に勉強することや
農林水産省のHPを見ることは無かったと思います。
そして、月並みですが時間を掛けて育てた物が成果として現れるのは
それだけでも感動ものです。

・ACTパートについて
元々「花咲か妖精フリージア(Faily Bloom Freesia)」で特徴的だった
群がる敵を吹き飛ばして連鎖的にぶつけて倒す爽快感と、羽衣を使った機動力が
なかなかに爽快でした。

とりあえず敵がいっぱいいたら『胴貫き打ち』や『居合い』で吹っ飛ばして
後続をまとめて削ったり倒したりできてその後の展開が楽になるし
(もちろん、それだけじゃ終盤の敵配置は厳しいけど)
PC(Steam)版なら60fps超への設定も可能(240fpsも可能)なので、かなり爽快に動けます。

武技も色々種類がありますが、明らかに使えない『死に技』がほとんど無いのも良いところです。
(熟練度が低いと使いにくい武技も使い続けると性能が様変わりするなど)
あと、デスペナがほとんど無いに等しいのもありがたいです。

・ストーリーについて
中盤まではわりと平坦な展開ですが、中盤ラストのあるイベントによって
怒濤の展開と熱い展開がダブルで押し寄せてきて、嫌が応にも士気が上がります。
拠点の人たちも、最初は出会い方の関係でギスギスしていても集団生活を続けていくうちに
みんなの良さが出てくるなど、キャラクターの扱い方も良い感じです。

・音楽(BGM)について
サントラが欲しい。
その一言で十分……と思いますが一応少しだけ細かく言えば
和楽器をメインに据えた音作りとノリの良いリズム隊との融合は
このゲームの雰囲気とACT展開にとてもマッチしていて素晴らしいです。



プレイした感想(よくなかったところ)
・農業(稲作)について
農書にある程度の答えが書いてはある物の、罠だったり細かい部分の解説が無かったりと
wikiだったりある程度のリアル農業知識が必要だったりするのが……。
あと、本気で稲作をしようとするとACTパートをやる時間がほぼ無くなってしまうのが難点。

なお、田植えなどの操作性の悪さは『わざとそうしている』とのこと。

・ACTパートについて
一部敵の、AIの練り込み不足……と言うか、爽快感を削ぐ立ち回り。
ひたすら逃げ回り、速いモーションの後ろ足蹴りを繰り返す鹿鬼。
これまた速いモーションの回転蹴りを繰り出す雉鬼(大きな鳥型の敵)。
ちょろちょろ動き回って体勢崩しが中々できずまとまったダメージを与えにくい黄泉神。
見てから避けるのが至難の業な落雷を起こす狢鬼。
天返宮後半に出てくる、AI強化ボスの面々。

イベントがあるボスのリトライ時に、イベントを毎回見なくてはいけないのがちょっとアレでした。
(早送りは出来るけど、ワンボタンでスキップが出来ない)

ダメージ計算がわりと極端。
特に、体力と神気のバランスが悪いと特定の攻撃は雀の涙でまた別の攻撃は即死級だったりと
その辺りのバランスの悪さが気になりました。
とは言え、全体的なゲームバランスが悪いわけじゃなく
むしろ敵の強さ的な山場が適度に入っていて「あぁ、ここでそろそろ稲作(収穫)が必要か」と
感じるくらいにはしっかり調整されている感じもします。

細かいバグが結構あるのも……。
発生条件は違うかも知れないけど、配信動画を見直したりして「たぶん」この条件かなと思う物をいくつか。

 ・敵の爆弾が即死級の威力になる
 発生条件は恐らく、投げられた爆弾を攻撃で跳ね返すこと。
 他の攻撃で1ダメージしか受けないサクナが860程食らって即死したのが
 配信内だけで2回ありました。

 ・ゲームが強制終了、フリーズする
 恐らく、何度もリトライすると発生する現象。
 オートセーブがわりと頻繁にあるので被害は軽微なものの……。

 ・敵が地形に填まって動けなくなる
 
・ストーリーについて
ストーリーと言うかキャラクター面においてですが、やっぱり自分たちの過失を
サクナに押し付けてサクナもろとも島流しになった人々の第一印象が最悪で
自分たちじゃ何も出来ないからと狩りも稲作も建物の建材集めも全てサクナがやる事になっているのは
ゲームの都合上仕方ないかも知れないけど、もう少しなんとかならなかったのかな……と。
(第一印象をあえて悪くして、終盤の印象を更に良くするための手法である可能性が高いですが)

あとはOP終了後~中盤くらいまではわりと平坦な展開で
ストーリーの続きを早く見たい、と言う気になりにくかった
(と言うか序盤はほとんど、ストーリーの続きよりも新しいマップしか探索のモチベーションになる物が無かった印象でした)のも……。

あと、巻き戻ってやり直し、と言う初見プレイでは異例の措置を採る事となった
中盤ラストのあるイベントで、タイミング次第では
警告無しに収穫直前の稲がまるっと消滅してしまう事になるのが……
個人的には最大のマイナスポイントでした。



総評
長々と書いちゃいましたが、総合的にはやっぱり大いに楽しめました。
勝手が分かってくれば稲作も楽しくなってくるし、ACTもシビアな操作を要求される事は
ほとんど無いので、純粋なACTよりはいくらか難易度的には楽になっています。
(少なくとも、難易度を下げる必要が無いと感じたくらいには)

ただその分、稲作パートがちゃんと出来ないと1回や2回稲作をしたところで
それほど強くならず、敵が強すぎて進めない……なんて事態にも陥りやすいです。
(実際、勉強する前後でステータスの成長が1~4倍近く変わったので)

定価はSteam版で5478円ですが、現時点でも値段以上に遊べている感じはします。
(そもそもサマーセールで買ったんですが)

なお、Digital Deluxe Edition(定価8100円)にはアートブックとデジタルサントラが付属していて
サントラは個別に購入可能ですが、アートブックは個別に購入する事はできません。
購入時には、それだけ注意してください。
(また、通常版を購入後にDigital Deluxe Editionを購入しても追加でゲーム本編のライセンスが得られるわけじゃなく、ゲーム1本分の余分な金額が発生してしまいます)

※ ゲームが2020年11月11日で、サントラが2021年7月13日に個別購入可能になったと言う経緯があり
  アートブックも個別購入可能にするよう対応中とのことです。
  ただし権利関係のややこしい所があるらしく、対応完了にはしばらく掛かるとの事。




Posted by ぷり娘 at 2021/9/12(日) 08:36 │ゲームのおはなし  │コメント(0) 

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