2025年09月15日
EX-GD271JD(モニター)を買ったお話
半年以上も記事を書かずに、もうわたし自身がこのblogの存在を忘れてるんじゃないか？
そう言われても仕方ないような放置っぷりですが、ちゃんと覚えてます、ギリギリ。
と言うわけで、新調したモニターのちょっとしたお話を。
2025/9/16：いろいろ追記。
買い換える前のモニターについて
実は、これを使う前にASUS VG259QRを使っていたんですが、色々な所に不満があったんです。
と言うのも……。
発色
が、不自然。
VG259QRを使い始めた当初でも
「まぁ、液晶ならこの程度かな……」
程度にしか思っていなくて、その前に使っていたMITSUBISHI RDT234WX-Sがグレア(光沢)だったからと言うのもあり
特に黒に締まりは無いわ、白に近い色が結構潰れがちなくせに、黒に近い所もいまいち表現し切れてない。
と言うか全体的に色が薄くないか？ と言う感想も出たくらいでした。
実はこの発色の不満については、後述の不満点に比べれば別になんともない程度の物なんですが……。
コンパネ(操作ボタン)が背面かつ縦並び
モニターのベゼル(枠)を薄くするために執った措置なんだとは思いますが、これはモニターを1台で使ってる分には
ほとんど気にならない点です。
しかしながら、横(正面とその右隣)に並べる等、2台以上を同時に使うとなると話は別で、この場合は
モニターとモニターの間に下から手を入れて操作する、と言う操作をしなければならないんです。
(スタンドの高さを低くし過ぎると、そもそも手が入らずほぼ操作不能)
更にVG259QRのコンパネは、縦に4つボタンが並んだ配置のために
一番上のボタンをモニター正面に向き合った状態で操作するには、手首をものすごく曲げて
操作をしなければなりません。
幸い、電源ボタンは一番下ではあるんですが、それでも手首への負担が大きい。
大半の人は、1日2回以上は操作する部分なのに、この不便さはなんとかならないものか。
これじゃ、次に買うモニターはリモコンを必須条件にしよう……と判断するには十分過ぎる不満でした。
DisplayPort問題
モニターの電源を切るとPCがモニターを切断し、存在しないものとして扱い
モニターの電源を入れると、PCがモニターを再接続したと扱ってしまい
デスクトップのアイコンやウインドウが再配置されてしまう問題。
これは、DisplayPortを使っている以上は避けられない問題であり、モニター側でなんとか(接続解除しないように
電源オフ状態でも特定の信号を出し続ける)しないとどうにもなりません。
これは規格上の問題で、仕様ではあるんですが……。
＊VG259QRは、HDMI接続でもこの問題が発生します＊
それに気付いたのは、HDMIポートが2つ付いたRadeon RX9060XTに換装……って、このblogに書くの忘れてましたが、6/8頃にメモリを32GB→64GBにするついでに換装しました。
それはまぁ良いんですが、それでようやく、DisplayPort問題からおさらばだ……と思ったら、全くそんなことは無かったので
GPU性能が上がった以外は、なんにも変化が起こらなかった、と言うとても残念なことになりました。
Windows11では、モニターの再接続に応じてウインドウを再配置する機能が付いたりと
ある程度、OS側でも対策を講じてくれはしたのですが……。
ExplorerPatcherを使って、右側モニターの右端にタスクバーを配置しているわたしの環境では、タスクバーを再配置してくれるような機能はありません。
まぁ、Windows11のタスクバーについては色々と文句は言いたいですが、それは別の話なので。
大きさ
については特段気にしてなかったのですが、わたし自身の加齢によってか
だんだん、小さい文字を読むのに苦労するようになってきました。
結構、モニターとの距離が近くなってしまう事が以前に比べて多くなったような気がします。
かと言ってスケーリングを上げてしまうと、それを考慮してないようなレガシーなアプリを動かしても
レイアウトが破綻したり見切れたりしてしまう、どころか正常に動作しなくなってしまう問題もあるので
それは避けたいな……と思うと、モニターのサイズを上げた方が良いんじゃないか、と思いました。
新モニターに求める条件
それらの不満を解消するために求めた条件は
リモコン付き
が、まずは必須条件。
少なくとも電源のオフ/オンくらいは背面パネルを操作せずに可能なもの。
なので、この時点で既にIODATAしか選択肢が残っていません。
発色
が良いもの。
大きさ
が、VG259QRより大きいもの。
とは言え、VG259QRの時点で24インチの中では大きめの部類なので、そうなると
27インチしか選択肢は出ないよな……と言う結論に。
ただし、設置場所の問題もあるので27インチは割とギリギリかな……と。
リフレッシュレート
については、特に考えてもいなかったんですが
120FPSを体感した以上、それ未満のリフレッシュレートはあえて買い換える理由はありません。
これはもう、ゲーミングモニターを選んだ時点で60Hz上限なんてものはあり得ないわけなので
条件として考える理由は、特にありません。
あとは予算なども考慮した結果、タイトルのEX-GD271JDと言う結論が出ました。
スペック
については、公式サイトに書いてあるのでそっちを見てもらえれば。
・IODATA：180Hz対応27型G-SYNC Compatible認定ゲーミングモニター「GigaCrysta」（特定販路専売品）
https://www.iodata.jp/product/lcd/gaming/ex-gd271jd/index.htm
で、VG259QRと違う点については↓に置いておきます。
で、まず分かるのはパネルの「ADS」ってなんぞ？ と言う話ですがこれはIPSパネルの後継だそうで、
・光の透過効率向上(による最大輝度の向上)
・(IPSパネル特性の)光漏れの低減
・視野角での色変化の低減
・応答速度の向上
・残像の低減
・コストの削減
を、IPSから改良したパネルであり、FastIPSともまた違った方向性のようです。
FastIPSの方は、特に応答速度の向上(ADSよりも更に高速に)に重点を置いた改良で
ADSは応答速度をそこそこに、発色や映像表現にも気を遣った改良をしている、と言う事みたいです。
ただし、発色やガンマ、トーンカーブに関してはメーカー側でのチューニングの方がよっぽど重要なので
それらを気にする方は、店頭で直接現物を見た方が良い、と言うのは言うまでも無い事です。
体感
ここからはカタログスペックじゃなく、わたしの感覚でのお話。
あくまでわたし個人の感覚なので、個体差や体感差については諸説ある事を忘れずに。
発色
液晶でここまで色を出せるんだ、と感想が出るくらいにはVG259QRよりも良い発色です。
そのため、白付近の階調はしっかり表現できています。
ただ、黒付近に関しては白付近に比べて、潰れているわけではないけどちょっと怪しめな所もあります。
応答速度
については、特段変わった感じはしません。
「上がった」と言われたら「そうかも？」レベルです。
あと、GtG(Gray-to-Gray)とMPRT(Moving Picture Response Time)はそもそも計測基準が違うので
同じ1msと言っても、同じ応答速度である、と言うわけではありません。
その基準で語るとなると、むしろスペック的には下がっているような気もしますが
testUFOで試しても残像が出てる気がしない(オーバードライブLv3)ので、気にしなくて良いかなと。
リフレッシュレート
VG259QRは165Hzまで出ますが、HDMIでは144Hzまでなのと
ライブ配信をやっていた頃のアレで、配信fpsとの整数倍にならないリフレッシュレートを避けるため
(配信映像がフレームドロップしてないのにカクついてしまうため)
120Hzで運用してましたが、今回のEx-GD271JDの180Hzと比較すると……。
こちらも確かに、差がある事は認識できますが、60Hz→120Hzほどの明確な違いは出ません。
確かに、60Hz→120Hzでは2倍の差があるのに、120Hz→180は1.5倍差なので、それで前者以上の違いが出るなんて事は、算数ができるなら自明の理ではあるんですが。
電源ON時
の表示がすごく早い。
VG259QRは電源ON→ASUSのロゴ表示→画面表示 で、4～5秒程度掛かってましたが
EX-GD271JDは電源ON→画面表示 で、0.3秒程度しか掛かりません。
と言うか、表示に時間が掛かっている、と言う感覚がありません。
これは地味ですが、快適さに繋がる要素であることは間違いないです。
メニューのインターフェース
については、さすが三菱の系譜だな……と言うのが分かります。
コンパネは背面に、横並びに5つのボタンが並んでいますが、そのボタンの位置に合わせて
OSDで操作ガイドが表示されているので、ボタンを見なくても正確な操作ができる。
その上、項目も設定の解説(上下すると映像が～になります)も、ちゃんとした日本語で表示できる。
(英語もあります)
リモコン
やっぱ便利です。
輝度の調整とか電源操作とか、リモコンで操作できるだけでその快適さはやっぱり他には変えられません。
大きさ
モニターのサイズが大きくなると、やっぱり外見的な映像の迫力や没入感は変わってくると言うのはホントです。
ただし、24インチを使用していた時よりもやや遠めの視点にしないと、映像の隅とかを見られなくなるのもホントです。
何気に、背面にモニターを持ちやすいように手を引っ掛けられる場所が付いてるのもポイント。
不具合
を、早速見つけました。
現象
発色が異常に強くなる(特に赤系統がどぎついレベルになる)
発生条件
・工場出荷時？
・ＨＤＲをオン(自動) → オフにする
解決方法
電源ケーブルを抜き、10秒くらい放置してから電源ケーブルを挿し直す
実は最初、この現象が発生している事に気付かず
「やけに発色、どぎついなぁ」なんて感想が出たんですが、
システムアップデート(ファイルをUSBメモリに入れてモニターのUSBポートに差してメニューから更新)を掛けた後に
電源ケーブルを抜き差ししろと言う指示が出たので、やってみた所ちゃんとした発色に戻りました。
と言うわけで、今後はこのモニターを使っていこうと言う話になりました。
簡単にまとめると
・発色はさすが。でもちょっと赤系が強いかも？
・リモコンは素敵
・電源ONからの画面表示がとても早い
・メニューのインターフェース、コンパネ周りと良い、ユーザーフレンドリーさは健在
・27インチは大きい、けど迫力がある
・発色が異常になる不具合はあるけど電源ケーブル抜き差しで対応可能
と言った感じです。
逆に、VG259QRは色々な問題が浮き彫りになった感じです。
・発色、と言うかトーンカーブ……特に明るい緑が苦手
・HDMI接続でもDisplayPort問題が発生する(電源ONでEDID情報が途切れる？)
・メーカーロゴ表示が邪魔(恐らくイニシャライズ等をしているため？)
・背面コントロールは縦にボタン並べて、電源ボタンも同じ形状なのはちょっと……。
・スタンドの質は良い
と、変えてみて初めて気付いた問題や、HDMIでもDisplayPort問題が発生する件のような
分かっていたけど対処できなかった なんて問題も。
実は、これを使う前にASUS VG259QRを使っていたんですが、色々な所に不満があったんです。
と言うのも……。
発色
が、不自然。
VG259QRを使い始めた当初でも
「まぁ、液晶ならこの程度かな……」
程度にしか思っていなくて、その前に使っていたMITSUBISHI RDT234WX-Sがグレア(光沢)だったからと言うのもあり
特に黒に締まりは無いわ、白に近い色が結構潰れがちなくせに、黒に近い所もいまいち表現し切れてない。
と言うか全体的に色が薄くないか？ と言う感想も出たくらいでした。
実はこの発色の不満については、後述の不満点に比べれば別になんともない程度の物なんですが……。
コンパネ(操作ボタン)が背面かつ縦並び
モニターのベゼル(枠)を薄くするために執った措置なんだとは思いますが、これはモニターを1台で使ってる分には
ほとんど気にならない点です。
しかしながら、横(正面とその右隣)に並べる等、2台以上を同時に使うとなると話は別で、この場合は
モニターとモニターの間に下から手を入れて操作する、と言う操作をしなければならないんです。
(スタンドの高さを低くし過ぎると、そもそも手が入らずほぼ操作不能)
更にVG259QRのコンパネは、縦に4つボタンが並んだ配置のために
一番上のボタンをモニター正面に向き合った状態で操作するには、手首をものすごく曲げて
操作をしなければなりません。
幸い、電源ボタンは一番下ではあるんですが、それでも手首への負担が大きい。
大半の人は、1日2回以上は操作する部分なのに、この不便さはなんとかならないものか。
これじゃ、次に買うモニターはリモコンを必須条件にしよう……と判断するには十分過ぎる不満でした。
DisplayPort問題
モニターの電源を切るとPCがモニターを切断し、存在しないものとして扱い
モニターの電源を入れると、PCがモニターを再接続したと扱ってしまい
デスクトップのアイコンやウインドウが再配置されてしまう問題。
これは、DisplayPortを使っている以上は避けられない問題であり、モニター側でなんとか(接続解除しないように
電源オフ状態でも特定の信号を出し続ける)しないとどうにもなりません。
これは規格上の問題で、仕様ではあるんですが……。
＊VG259QRは、HDMI接続でもこの問題が発生します＊
それに気付いたのは、HDMIポートが2つ付いたRadeon RX9060XTに換装……って、このblogに書くの忘れてましたが、6/8頃にメモリを32GB→64GBにするついでに換装しました。
それはまぁ良いんですが、それでようやく、DisplayPort問題からおさらばだ……と思ったら、全くそんなことは無かったので
GPU性能が上がった以外は、なんにも変化が起こらなかった、と言うとても残念なことになりました。
Windows11では、モニターの再接続に応じてウインドウを再配置する機能が付いたりと
ある程度、OS側でも対策を講じてくれはしたのですが……。
ExplorerPatcherを使って、右側モニターの右端にタスクバーを配置しているわたしの環境では、タスクバーを再配置してくれるような機能はありません。
まぁ、Windows11のタスクバーについては色々と文句は言いたいですが、それは別の話なので。
大きさ
については特段気にしてなかったのですが、わたし自身の加齢によってか
だんだん、小さい文字を読むのに苦労するようになってきました。
結構、モニターとの距離が近くなってしまう事が以前に比べて多くなったような気がします。
かと言ってスケーリングを上げてしまうと、それを考慮してないようなレガシーなアプリを動かしても
レイアウトが破綻したり見切れたりしてしまう、どころか正常に動作しなくなってしまう問題もあるので
それは避けたいな……と思うと、モニターのサイズを上げた方が良いんじゃないか、と思いました。
新モニターに求める条件
それらの不満を解消するために求めた条件は
リモコン付き
が、まずは必須条件。
少なくとも電源のオフ/オンくらいは背面パネルを操作せずに可能なもの。
なので、この時点で既にIODATAしか選択肢が残っていません。
発色
が良いもの。
大きさ
が、VG259QRより大きいもの。
とは言え、VG259QRの時点で24インチの中では大きめの部類なので、そうなると
27インチしか選択肢は出ないよな……と言う結論に。
ただし、設置場所の問題もあるので27インチは割とギリギリかな……と。
リフレッシュレート
については、特に考えてもいなかったんですが
120FPSを体感した以上、それ未満のリフレッシュレートはあえて買い換える理由はありません。
これはもう、ゲーミングモニターを選んだ時点で60Hz上限なんてものはあり得ないわけなので
条件として考える理由は、特にありません。
あとは予算なども考慮した結果、タイトルのEX-GD271JDと言う結論が出ました。
スペック
については、公式サイトに書いてあるのでそっちを見てもらえれば。
・IODATA：180Hz対応27型G-SYNC Compatible認定ゲーミングモニター「GigaCrysta」（特定販路専売品）
https://www.iodata.jp/product/lcd/gaming/ex-gd271jd/index.htm
で、VG259QRと違う点については↓に置いておきます。
| VG259QR | EX-GD271JD | |
| サイズ | 24.5インチ | 27インチ |
| パネル | IPS | ADS |
| 応答速度 | 1ms(MPRT) | 1ms(GtG) |
| 輝度 | 約 300cd/m2 | 約 350cd/m2 |
| 消費電力 | 通常時約40W | 通常時約13W/最大38W |
で、まず分かるのはパネルの「ADS」ってなんぞ？ と言う話ですがこれはIPSパネルの後継だそうで、
・光の透過効率向上(による最大輝度の向上)
・(IPSパネル特性の)光漏れの低減
・視野角での色変化の低減
・応答速度の向上
・残像の低減
・コストの削減
を、IPSから改良したパネルであり、FastIPSともまた違った方向性のようです。
FastIPSの方は、特に応答速度の向上(ADSよりも更に高速に)に重点を置いた改良で
ADSは応答速度をそこそこに、発色や映像表現にも気を遣った改良をしている、と言う事みたいです。
ただし、発色やガンマ、トーンカーブに関してはメーカー側でのチューニングの方がよっぽど重要なので
それらを気にする方は、店頭で直接現物を見た方が良い、と言うのは言うまでも無い事です。
体感
ここからはカタログスペックじゃなく、わたしの感覚でのお話。
あくまでわたし個人の感覚なので、個体差や体感差については諸説ある事を忘れずに。
発色
液晶でここまで色を出せるんだ、と感想が出るくらいにはVG259QRよりも良い発色です。
そのため、白付近の階調はしっかり表現できています。
ただ、黒付近に関しては白付近に比べて、潰れているわけではないけどちょっと怪しめな所もあります。
応答速度
については、特段変わった感じはしません。
「上がった」と言われたら「そうかも？」レベルです。
あと、GtG(Gray-to-Gray)とMPRT(Moving Picture Response Time)はそもそも計測基準が違うので
同じ1msと言っても、同じ応答速度である、と言うわけではありません。
その基準で語るとなると、むしろスペック的には下がっているような気もしますが
testUFOで試しても残像が出てる気がしない(オーバードライブLv3)ので、気にしなくて良いかなと。
リフレッシュレート
VG259QRは165Hzまで出ますが、HDMIでは144Hzまでなのと
ライブ配信をやっていた頃のアレで、配信fpsとの整数倍にならないリフレッシュレートを避けるため
(配信映像がフレームドロップしてないのにカクついてしまうため)
120Hzで運用してましたが、今回のEx-GD271JDの180Hzと比較すると……。
こちらも確かに、差がある事は認識できますが、60Hz→120Hzほどの明確な違いは出ません。
確かに、60Hz→120Hzでは2倍の差があるのに、120Hz→180は1.5倍差なので、それで前者以上の違いが出るなんて事は、算数ができるなら自明の理ではあるんですが。
電源ON時
の表示がすごく早い。
VG259QRは電源ON→ASUSのロゴ表示→画面表示 で、4～5秒程度掛かってましたが
EX-GD271JDは電源ON→画面表示 で、0.3秒程度しか掛かりません。
と言うか、表示に時間が掛かっている、と言う感覚がありません。
これは地味ですが、快適さに繋がる要素であることは間違いないです。
メニューのインターフェース
については、さすが三菱の系譜だな……と言うのが分かります。
コンパネは背面に、横並びに5つのボタンが並んでいますが、そのボタンの位置に合わせて
OSDで操作ガイドが表示されているので、ボタンを見なくても正確な操作ができる。
その上、項目も設定の解説(上下すると映像が～になります)も、ちゃんとした日本語で表示できる。
(英語もあります)
リモコン
やっぱ便利です。
輝度の調整とか電源操作とか、リモコンで操作できるだけでその快適さはやっぱり他には変えられません。
大きさ
モニターのサイズが大きくなると、やっぱり外見的な映像の迫力や没入感は変わってくると言うのはホントです。
ただし、24インチを使用していた時よりもやや遠めの視点にしないと、映像の隅とかを見られなくなるのもホントです。
何気に、背面にモニターを持ちやすいように手を引っ掛けられる場所が付いてるのもポイント。
不具合
を、早速見つけました。
現象
発色が異常に強くなる(特に赤系統がどぎついレベルになる)
発生条件
・工場出荷時？
・ＨＤＲをオン(自動) → オフにする
解決方法
電源ケーブルを抜き、10秒くらい放置してから電源ケーブルを挿し直す
実は最初、この現象が発生している事に気付かず
「やけに発色、どぎついなぁ」なんて感想が出たんですが、
システムアップデート(ファイルをUSBメモリに入れてモニターのUSBポートに差してメニューから更新)を掛けた後に
電源ケーブルを抜き差ししろと言う指示が出たので、やってみた所ちゃんとした発色に戻りました。
と言うわけで、今後はこのモニターを使っていこうと言う話になりました。
簡単にまとめると
・発色はさすが。でもちょっと赤系が強いかも？
・リモコンは素敵
・電源ONからの画面表示がとても早い
・メニューのインターフェース、コンパネ周りと良い、ユーザーフレンドリーさは健在
・27インチは大きい、けど迫力がある
・発色が異常になる不具合はあるけど電源ケーブル抜き差しで対応可能
と言った感じです。
逆に、VG259QRは色々な問題が浮き彫りになった感じです。
・発色、と言うかトーンカーブ……特に明るい緑が苦手
・HDMI接続でもDisplayPort問題が発生する(電源ONでEDID情報が途切れる？)
・メーカーロゴ表示が邪魔(恐らくイニシャライズ等をしているため？)
・背面コントロールは縦にボタン並べて、電源ボタンも同じ形状なのはちょっと……。
・スタンドの質は良い
と、変えてみて初めて気付いた問題や、HDMIでもDisplayPort問題が発生する件のような
分かっていたけど対処できなかった なんて問題も。
